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形見屋の事件簿

(前回の最終文変更)
男は無表情に、ただ黙々と手にしたナイフの手入れをしていたが、明らかに不機嫌そうな空気を周りに振りまいていた。

ナイフを磨くヤスリの音が、まるで砂漠の毒蛇がたてる警戒音の様にも聞こえ、そのピリピリとした雰囲気を察し誰も近寄ろうとはしなかった。店員ですら、注文されたワインを運んだ後は、一度もテーブルに立ち寄ってはいない。営業妨害だから早く帰ってくれ、と思っているほどだった。
やれやれ、と店員が溜め息をつき、ふと店の入り口の方を見ると、新しい客がちょうど入って来たところだった。
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テーマ : 自作連載ファンタジー小説
ジャンル : 小説・文学

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三月兎

住人:三月兎
2人の子供の育児に追われつつ、なんとかゲームする時間を捻出する毎日。年金もらいつつ、朝から晩までゲーム三昧な老後をおくるのが夢。

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